そろそろ店じまい?

40代のくたびれたおっさんゲイのよしなしごと

続・ゲイアプリで「お、おぅ」と思った話

 ある時はまた、大分混乱した日本語のメッセージが来たことがあった。自動翻訳を使ったらしく、その中でもだいぶ品質の悪いのを利用したようだ。わかりにくい部分が多かったのだが、大意をあげれば、

 「高貴な日本人の紳士の奴隷になりたい中国の犬です。あなたの足が舐めたいです。Lineチャットで調教してください

 …おいおいおい。だから、「趣味の話ができる友達募集」とプロフに書いてあるちゅうに…(ちなみに、趣味にSMとか書いてあるわけではない。)

 で、またよせばいいのに相手のプロフを覗いてみる。

 お、おぅ…

 またもや20代。今度の彼は顔は載せていないが、長身でかなりしっかり鍛えた、正直だいぶおいしそうな体である。ん、なになに、距離1800キロ? 吉林? おお、満洲か、すげー、って、1800キロかなたでどうやって「調教」するんじゃw。あ、そうか、Lineチャットとか書いてあったか…

 なんだかプロフィールには、「立派な奴隷犬になれるように日本語をこれから勉強します」、というようなことも書いてあって、どうせならもうちょっと他の目的で勉強した方がいいんじゃなかろうかとか、こんなふうに変に民族意識をこじらせてしまうと、特に今のお国では暮らしにくいんじゃないのかとか、余計なことが気になってしまうのだが、まあ、今回に関しては丁重に無視させていただくことにする。向こうもこっちのプロフィールは完全に無視してるわけだしw、日本語で書いても通じないかもしれんし、俺は中国語書けないしね。

 と、一日後だったかに向こうからブロックされたようで、すっかり消えていた。やれやれ。

 と、その次の日だったかに、再び同じような内容のメッセージが来た。違うIDだったが、画像は明らかに同じ人物で、文面も同じ。ただし今度は英語で、nobleなjapanese gentlemanのslave dogになりたいとか書いてあるw

 最初に送ってきただいぶ混乱した日本語のメッセージに比べると、英語の方はちゃんと内容はわかったので、英語はできるのかな。ちょっとおもしろくなってしまって、ない知恵を絞って英語で返事を書いてみた。「残念だけど、私はリアルな人間関係を好むのでLineチャットとか興味がない。君がよい主人を見つけられることを願っている。いつか私の足を君に舐めさせられる日が来たら楽しいだろうね(←ここは仮定法でw)」。

 するとすぐに、「でもあなたは高貴な日本飼主で私は中国奴隷犬ですよね?」(原文ママ)という謎の日本語の返信が来た。よくわからなかったのでそのままにしておいたら、翌日にはまたブロックされていたw

 その後くだんの東北青年からのアプローチはない。私の英語があまりにひどすぎて意味が通じなかったのかもしれないw。まあでも、この感じだとあちこちに同じものを送ってそうだし、一種の詐欺か何かの可能性もあるから、他にも見た人はいるかもしれませんね。